中小企業の採用支援とAI活用 ─らいぱち合同会社

B

l

o

g

ブログ記事

求人広告、スカウト、人材紹介、派遣、採用代行。何を見て選んでいますか

2026/10/28 00:07

公開

【この記事の結論】手段の良し悪しでは選びません。当社が見るのは4つです。急ぎか。ピンポイント(特定の人を狙う採用)か、数か。社内に、運用を続ける人がいるか。採りたい人が、その場所にいるか。

「どの媒体がいいですか」「紹介と広告、どちらがいいですか」。よく聞かれます。

手段には、合う場面と、合わない場面があるだけです。支援の中でこう見ている、という整理を、4つの順に書きます。


急ぎですか

料金の問題もありますが、急ぎであれば、紹介です。

無料の求人広告(ハローワークや、Indeedの無料枠など)は、急ぎには合いません。更新やキーワードの運用と、求人の中身の充実があって、応募が入るまでに時間が掛かります。

エリア限定で急がない採用なら、無料の求人広告で足りることがあります。急ぎの採用にお金を足すかどうかは、前の記事に書きました。

ピンポイントですか、数ですか

募集の手段に悩んだら、有料の求人広告になると思います。数を採る採用にも合います。ただ、業種・職種やエリアなど、求人広告の媒体ごとに特色があります。そこはしっかり考える必要があります。

対象が少ないと思われる職種など、ピンポイントで狙うなら紹介が向きます。逆に、求人広告で採れる層を、紹介で採るのは合いませんが、10名単位の採用なら紹介を母数づくりに使う手もあります。加えて、募集活動と、対象外の応募者への対応をしなくて済む利点もあります。目的により使い分けるのが良いです(予算も含め検討)。

社内に、運用を続ける人はいますか

スカウトは、毎日の運用です。1通でも2通でもいいので、新着や転職意向の高い人に、どれだけ早く送れるか。文面の差は小さく、タイミングの方が大きいです。送り続ける人が社内にいなければ、合いません。無料の求人広告も同じです。

その手が社内に無いときに合うのが、採用代行(RPO)です。採用のノウハウと手が無い分を、埋めるものです。

合わないのは、自社でやるより成果を上げてほしい、という期待を目的に頼むときです。もし応募者の対応に手が回らないから外注する場合、応募者への対応を、抜け漏れなく素早く行いますので、ある程度効果は出ると思います。それ以上を望む場合、正確にお伝えすれば、それは採用代行ではなく、採用コンサルティングになります。どちらを頼むにしても、依頼する内容を事前に詰める必要がありますので、ご注意ください。

※最近は、コンサルティング領域の戦略なども含めてRPOとして対応する会社もあります。当社は切り分けて考えているため、あえて「採用実務支援」と呼んでいます(当社としても、コンサルティングをお受けすることは可能です)。

採りたい人は、その場所にいますか

スカウトは、採りたい人が登録者の中にいることが前提です。いなければ、どれだけ送っても採れません。合う合わない以前の話です。

紹介も、紹介会社が持っている人の中から出てきます。無料の求人広告は、そのエリアで探している人に届くかどうかです。手段を選ぶ前に、採りたい人がどこにいるかを考えます。

自社で採用ページを作り、有料・無料の媒体を入口にして、採用ページで詳細を確認してもらい、応募につなげる。そういう組み合わせの工夫をすると、効果は出やすいです。

派遣は、仕事の中身で見ています

やることが決まっていて、指示も管理も軽い仕事なら、派遣で足ります。期間限定の仕事にも合います。指示が細かい仕事や、その人でないと分からない判断が要る仕事には合いません。事前に面接ができないので、スキルや人柄の合わない人が来ることもあります。

採用しない、という手もあります

「人が辞めるので採用したい」というご相談で、よく話を聞くと、人は要らなかったこともあります。業務を分解して今いる人にお願いする、そもそもムダなことをやめる。それで足りてしまうことがありました。足りない分はパート・アルバイトで、正社員でなくてよいこともあります。今はAIやITツールで埋まる部分もあります。

今すぐ人がいないと回らない、という状況でなければ、一度止まって考えるのも1つの方法だと思います。考え方は人手不足の打ち手ガイドにまとめています。

手段ごとの早見表

手段

合う

合わない

求人広告(有料)

数を採る。手段に悩んだときの候補

ピンポイント

求人広告(無料・ハローワーク等)

エリア限定、急がない

急ぎ。更新する人と、求人の中身の充実が無い

スカウト

採りたい人が登録者にいて、毎日送れる

登録者にいない。運用が続かない

人材紹介

ピンポイント、急ぎ。母数づくり

求人広告で採れる層

派遣

仕事が決まっていて管理が軽い。期間限定

指示が細かい。その人でないと分からない判断

採用代行(RPO)

ノウハウと手が社内に無い

自社以上の成果を期待する(それは採用コンサルティング)

御社の、今の採用は

急ぎですか。ピンポイントですか、数ですか。社内に、運用を続ける人はいますか。採りたい人は、その場所にいますか。

著者:原田 卓次(らいぱち合同会社 代表)

HR・採用支援25年。人手不足に打てる手は9つあり、採用はそのうちの1つという前提で、採用の前の整理から実務まで引き受けています。
記事の下書きにはAIを使っています。中身の経験と判断は原田のもので、公開前に原田が読み、自分の言葉に直しています。

もう少し考えてみたい方は、公式LINEはいかがでしょうか。
登録後は、AIスタッフの「はらだAI」がお迎えします。
採用を前に立ち止まって整理するためのヒントを、10回に分けてお送りしています。
気が向いたときに登録してください。

LINE
友だち追加